ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

利き目

 「利き目」と言うことばを聞いたことあるだろうか。一度くらいは聞いているかもしれない。先週水曜日に、白内障の手術をした。左目だった。右目は2週間おいた来週水曜日の予定である。術後の見え方、慣れは、「利き目」に関係しているのでは、という私の推論である。

 

役に立たない医師のアドバイス

 ド近眼の私は、手術後をどうやって過ごすか、手術前から気になっていて、医師にも相談した。しかし結果は、医師のアドバイスも何の役にも立たなかった。

 ド近眼の私は、手術した左目は良く見えるようになるわけだから、今まで使っていたメガネが使えなくなる。そこで、素通しに近いレンズを作り、今まで使っていたメガネを左目のレンズだけを交換する。そうすれば、右も左もよく見えて何の支障もなくなる。素通しに近いレンズは、メガネ屋で待っている間に作ってくれるので問題ない。これが医師のアドバイスだった。

 

手術後の視力検査技師の言葉

 左目の手術後、早速、同じ病院内の視力検査場所に行った。左に素通しに近いレンズ、右目に今までのレンズをつけた簡易眼鏡で、周りを見てみた。周囲を見回すとどうってことない。「床も見てみてください」の技師の言葉で床を見る。床が持ち上がり歪んで見える。技師曰く。右目、左目の視力差が大きいと、メガネを作るのが難しいという。つまり、近視の人なら経験あるだろうが、裸眼でものを見るよりメガネを通してみると小さく見えるのだ。それが、右目は小さく、左目は大きく見えることで、ゆがむということになるんだそうだ。その差が小さければ、それほど気にするほどではないという。結果、メガネは変えないこととして、裸眼のままか、今までのメガネをかけることで、2週間過ごすことにした。

 

見やすい目

 手術後2日目、3日目、4日目とだんだん見え方が変わってくるのである。3日目は、今までのメガネをかける時間と裸眼でいる時間が同じくらい。どちらかと言えば、メガネをかけた方が見やすい。4日目になったら、今度は裸眼の方が見やすくなってきたのである。パソコンなど一点集中で画面を見ていると、右目に集中しているか、左目に集中しているかがよく分かるようになってくる。そして、無意識で、見える左目で見ていることに気づく。つまり見やすい目の方に集中するようになってくるということである。この見やすい目に集中できるようになるのが、「そのうち慣れてきますから」というアドバイスの、「慣れ」の果てである。

 

利き目

 待てよ! これは利き目に関係しているのかもしれない、と思い立った。つまり、最初から「利き目」が左目の人は、左目を先に手術した方が今までのメガネを使わず、裸眼でいられて苦労しなくて済むのではないか。

 ネットで調べると、手術で右目が先か左目が先かを選択するときに、白内障のひどい方を先に手術すると書いてある。利き目とは関係なさそうである。でも、私のようなド近眼の人は、利き目優先でやってもらう方が「慣れ」が早く出るので楽ではないかと思われる。明日、医師の診察があるので、この点を聞いてみたいと思う。

 ちなみに、私の場合、事前に調べなかったので、どちらが利き目だったか分からないが、現在では、当然だが、左目が「利き目」となっている。右利きの人は右目が利き目の人が多い(75%)らしいので、私も、右目が利き目だったのかもしれない。

 今日は、今までの眼鏡をかけないでもいられそうである。

   (また、白内障の話題になってしまった。次回は? つづく・・・、)