ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

男女の違い

日本語教材

 『先日、男女の違いについて面白い話を聞いた。「1.買い物について」「2.将来について」に続き、

 3.結婚について

   a)相手に代わって欲しいと期待しているが、相手は変わらない

   b)相手に変わらないで欲しいと期待しているが、相手は変わる

 a)b)どちらが男性で、どちらが女性でしょうか?  』

 という記述があった。

 

男女の考え方の違い

 これは、外国人に日本語を教える教材から抜粋したものである。日本語の教材であるから、男女の考え方などの違いが設問ではなく、a)b)の意味を問う問題である。こうした「なるほど!」と思わせる文章が、こうした教材には時々現れる。

 設問の答えは、a)が女性で、B)が男性なのだそうだ。当たったでしょうか?

 なぜ、こういった文章を例に出したかと言うと、昨日、大学時代の同級生から、下記のようなラインを受け取った。

 

定年退職後の男性

 「時々朝食などは2人分作る時がありますが、夕食は自分で作れません。ただ、家内からは、毎日食事を作るのが面倒だとしょっちゅう言われるのでかなりのプレッシャーを受けています。自分もいつかは自立しようと少しは頑張るときもあるのですが、今のところ難しいです」

 この考えは、決して、この同級生ばかりではない。近所の同年代の男性からしょっちゅう聞く言葉であり、男性の方は、女性の希望にかなえられないと言うのが普通の家庭ではなかろうか。私が言いたい結論から先に言えば、「変えない方がいい」ということである。

 

我が家の実情

 我が家では、自分のことは自分でするということに自然になった。理由は、ブログでも前に書いたが、食事は、朝早く起きる私には、女房の、8時起きには到底付き合えないから自分で作り始めた。昼食も時間が違うことから、そして夕食は食べるものが違うことから、自分で作るスタイルになった。洗濯は、理由は聞く気にもなれないが、突然私の洗濯物を洗濯しなくなった。そのため、やむを得ず自分ですることになった。その他のことも、自然と子供がいるときとは大きく担当が変ってきたのである。最近の日本語の教材で「シェアハウス」の記事があったが、正に、それである。

 

変る女性

 このブログを女性が見ているかどうか知らないが、私の見解はこうだ。そもそも女性は、どこか頼りになる男性を見つけて結婚する。そして子供が生まれる。すると大人のおもちゃのように子供に夢中になる。そうして子供が大きくなると、頼れる存在に成長する。その姿を見て、今度は、頼りがいを子供に求める。そして唯一亭主に頼れるのは、生活費と自分の遊興費の金である。しかし、定年退職して収入(金づる)も無くなると、今度は、年金は私のモノと考えるようになり、亭主は世話の焼ける存在でしかなくなる。

 

シェアハウス状態に変貌する家庭

 どうも、これが一般的な女性のようだ。それでも、男性に愛情を求め、自らも愛情を注ぐ女性は、食事を作るのは大変などとは、本気では考えないものである。そこで、冒頭の話に戻るが、「シェアハウス」状態になると家庭はどうなるか。今までの唯一の共同作業である「食事」が無くなることで、会話が無くなる。そして情報交換が無くなる。相手に関心を持たなくなる、・・・と続く。

 

変えない方、変わらない方がいい

 こんなことが待っている。自分の食事は自分で、などとは考えないことだ。ありがたく、妻が何と言おうと笑って済ませる。そして、妻の好意に甘え続けるのが一番いい。女性は、世話を焼いているいるのが一番いい。女性にとって、「世話」が無くなったら寂しい人生になるのだ。女性を寂しくさせないためにも、「うちの主人の食事を考えるだけでも嫌になっちゃう」なんて、お友達の主婦と語り合っているのが、女性には一番似合うのである。

「相手(夫)に代わって欲しいと期待しているが、相手(夫)は変わらない」

のが一番である。

    (つづく、・・・)