ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

フィリピンの魅力(25.車の走行距離)

 昨日は、・・・の有志だけで忘年会をやった。コロナの影響を懸念して有志だけとなった。それにしても、気を使うことなく、みんなで飲み会が出来る日はいつ来るのだろうか。

 

車の交換時期

 さて、今日は、何の話題にするか。皆さん!車に乗っていますよね。どの位で買い替え、乗り換えをしますか? 若い頃は、2回も車検を受けると交換、そして、家族持ちになると、中古車を買い10年以上経つと乗り換えていた。車検の頻度が短くなるためだったと思う。走行距離も10万キロが一応の目安のようにしていた。

 

首都圏の「ゴチャゴチャ地域」

 そこで質問です。フィリピンでは、どの位乗ったでしょうか。・・・・

答えは、30万キロでした。フィリピンの車事情について、今日は話をします。マニラから放射状に高速道路が走っている。そういう点では、どこの首都も一緒である。でも、違うのは、首都の中。発展途上国は、中近東の砂漠地帯を除けば、私が行った国では、殆どの首都に、ゴチャゴチャした「・・・地域」という地域が存在していた。今はどうか分からないが、かっては、オーストラリア・シドニーでさえあったのである。シンガポールもそうだった。マニラも同様だ。

 

フィリピンの道路事情

 どの国も、日本の千代田区などのように、ビジネス街は、道路には車線がきちんと引かれ、駐車禁止ゾーンも整備され、場合によっては一方通行もあるというような場所も存在した。しかし、一歩、「・・・地域」に踏み入ると、そこは車線などなく、行く車も来る車も、いったいどこが中央分離線?というような場所が必ずあった。

 朝夕の混雑時期になると、車より歩く方が必ず早くなる。そして、渋滞している車の間を縫って人が歩く。あちこちからは、クラクションの音が鳴り響く。いつものフィリピン「・・・地域」の喧噪状況である。

 

フィリピンでの走行距離

 ところが、高速道路となるとこれが一変する。フィリピンは鉄道もあるにはあるが、非常に路線が少ないので、正に車社会である。私も、通勤は車だった。というより、電車の路線がなく、車でなければ行けなかったからである。マニラから毎日1時間半かけて車通勤した。会社まで、高速道路ばかりでなく一般道路も走っていたので、恐らく片道100kmくらいはあったと思われる。毎日往復200㎞走行として、20日間で4,000kmという計算になり、1年では約5万キロとなる。そして5年半いた訳だから、27万5千kmとなり、土・日の走行分や、通勤以外の走行分を加えるとゆうに30万キロを超えることになる。

 

車の運転

 ちなみに、車は、セフィーロ、日本車だった。30万キロを走っても乗り心地に関係なく、快適に乗れた。途中からこのブログを見た方は分からないかもしれないが、運転は、私自身ではなく専属ドライバーだった。これはフィリピンという国情を考えて、日本人の運転を禁止していたためである。今まで訪問した国で、自分で運転していたのは、オーストラリア、シンガポールだけだった。

 

メンテナンスの重要性

 30万キロを走っても何の問題もないのは、ドライバーがきちんと日頃のメンテナンスをしていたからである。最重要なエンジン以外は、全て交換したと言ってもいいほどだった。そして、他の日本人の車も含め、過去の車のメンテナンス費用を調べてみると、傾向がつかめた。メンテ費用が急激に上がる走行距離数が分かったのだ。それは、18万キロだった。以降、車の交換時期をこの辺りに定め運用していた。

 

早すぎる日本の買い替え時期

 以上述べたように、日本の交換時期は早すぎると思っている。SDGsではないがが、乗れる間は乗るというような世の中の風潮になればいいと思っている。もっとも、車が趣味のような人は、1年で買い替えようが2年にしようが、それはそれでよいかと思うが、移動手段としての車であれば、もっと、大事に使った方が良いような気がしているが、皆さん! どのように考えますか?