ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

プロパガンダ 

雪、雪、雪、一夜明けて・・・

 昨日は、久しぶりに、茨城県北地方にまとまった雪が降った。10cmは積もっただろう。3月下旬に雪、お彼岸に雪とは、仏様は粋な計らいをするものである。

 歩いて数分のところに、阿武隈の山並みが見える。携帯で写真を撮る。

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久しぶりの雪、その翌日。

 我が家の庭も、コンクリートのたたきの部分しか歩けない。でも、今日は朝から青空で太陽が昇っている。午後には、殆どの雪が消えるだろう。今日は足下が危ないので、昨日に続き、散歩は中止だ。

 

プロパガンダ」とは、

 さて、今日は何を話題にするか。「プロパガンダ」を調べてみるか。

辞書を引いてみると、「宣伝、組織的な宣伝活動、主義、主張、情報」とある。また、ネットで調べると、「特定の考えを押しつけるための宣伝。特に,政治的意図をもつ宣伝。アジテーションラテン語の propagare(繁殖させる、種をまく)に由来する。」

 ここまでは、嘘八百を並べ立て、自分が爆撃したことさえも相手が爆撃したと言い張る。ガキ大将のような嘘をつく。もともと、そんな意味はない。

 

嘘や歪曲も「プロパガンダ」に

 しかし、色々調べてみると、あった。『本来のプロパガンダという語は中立的なものであるが、カトリック教会の宗教的なプロパガンダは、敵対勢力からは反感を持って語られるようになり、プロパガンダという語自体が軽蔑的に扱われ、「嘘、歪曲、情報操作、心理操作」と同義と見るようになった』とある。

 つまり、中立公平な主張・宣伝であったものが、嘘・歪曲なども含め、「プロパガンダ」と言うようになったのである。

 

何時までもつか、「プロパガンダ

 かっての、ドイツ連邦のウラジーミル・レーニンや、ナチス・ドイツが情報操作によく使用した戦法でもある。今、ロシア国民は、こうした被害にあっている。しかし、今は、SNSの時代だ。あっという間に情報は伝わる。プーチンが止めても、留まるところを知らない。

 昨日のニュースで、ロシアのかっての放送局に勤めていた職員が、プロパガンダに嫌気を指して他国へ行き、ロシアのプロパガンダを追及しているという。また、国営放送で、「戦争反対」の紙を持って登場した放送局の女性もそうだった。

 

正しい情報が、コロナのごとく、まん延

 しかしだ、このプロパガンダも、短期的には効果を上げるだろうが、長期的に見てはどうだろう。今、タイのプーケットでは、ロシアからの旅行客が5000人も足止めを食っているという。こうした人がロシアに帰り、タイで見聞きした事実を喧伝始めたらどうなるだろうか。また、厳しい規制をかいくぐって、ネットなどで外国の情報を取っている人たちもいる。この人たちの地道な情報もジリジリとまん延始める。

 

戦争犯罪者の汚名は?

 ウクライナ侵略は、5月には弾切れの状態になり、攻められなくなるという。このままいけば、ウクライナ国民は、5月まではおろか、今年中も持ちこたえるだろう。プロパガンダが、あと2か月持つかどうかである。表面上「プーチンプーチン」と称賛するかもしれないが、陰で何と言われ出すか容易に想像がつく。

 そんなことは百に一つもないだろうが、ここで、全てのロシア軍を撤退させ、ウクライナの都市復興に切り替えたら、プーチン戦争犯罪者の汚名は消えるかもしれないが、誇り高いロシア帝国の生き残り、プーチンは、決してそんなことはしないだろう。

 

 一刻も早く、ロシア国民が、プロパガンダの被害に、目覚めて欲しいものである。