ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

エイプリルフール

 咲いた梅が散り始めた。「寒の戻り」にもなり、今日も相変わらず寒い。しばらくぶりにストーブを付けた。部屋の中の温度も10度前後を行ったり来たりしている。

 洋服も何を着たらいいのか、さっぱり分からない日が続いている。

 

昔のエイプリルフール

 今日は4月1日、エイプリルフールである。昔は、「嘘をついてもいい日」と言って、よく「嘘をつく遊び」をしたもんだ。でも、最近は、こういった遊びは子供たちはするんだろうか。実情を調べたわけではないが、そんな遊びはしないような気がする。

 「エイプリルフール」の由来について、調べてみると、色々あるようだ。もちろん英語である。「April fool」で、直訳すれば「4月バカ」になる。つまり、担がれた人を指す。この風習は、英語圏に限ったことではなく、世界中にあるようだ。

 

エイプリルフールの基本ルール 

 日本には無いと思うが、午前中は嘘をついてもいいが、午後はそれを暴露するとルールが決まっている国もあるそうである。そして、その記事に、基本ルールが書いてあった。

   ①人を精神的にも肉体的にも傷つけない

   ②財産上の損害を与えない

   ③「だまし」を含む

これらは、記事を書いた作者の思いかもしれないが、ジョークとしての嘘だから当然だろう。特に、③は、思わず吹き出す「だまし」という意味である。

 

中条きよしの「うそ」

 嘘(うそ)と言えば、

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「うそ」(中条きよし)

 中条きよしの歌である。一時的に愛した女が、愛する男に嘘をつかれた。それは、彼女の心情を思った嘘だった。そんな内容の歌だ。現役の頃よく歌った歌の一つである。

 

ウクライナ侵略者の「大うそ」 

 今の、ロシアのプロパガンダを聞いていると、西側の報道なので、何とも言えないが、どうも、「大嘘」をついているようだ。まして、午前中だけの嘘どころの話ではない。他国に侵入し、学校などの公共施設も攻撃の対象にし、民衆、子供を殺している。一方、ロシア国内では、この戦いは、ウクライナの国内にいる、ロシア人を守るための特別な戦いという言い訳をする「大だまし」である。

 

信じるふりをするロシア国民

 他国内にいるロシア人を守るためなら、他国を侵略してもいいのだろうか。全く論理がおかしいことは、小学生でもわかる。そんな小学生でもおおかしいと思う大うそを真に受けて、信じるロシア人もロシア人である気がする。恐らく、少なくても、信じたふりをしなければならないのだろう。大ウソをついている侵略者は、エイプリルフールをどのように思っているだろうか。もっとも、ロシアにエイプリルフールはあるのだろうか。

 ロシア国民を思った大嘘なら大したもんだが。そんなはずはない。自分自身のことしか考えていない人の「大嘘」だ。

 

 大うそを、後で気づいて、思わず吹き出す、エイプリルフールであってほしい。