ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

ドラレコ

 「ドラレコ」。当初、何のことか分からなかった。

 

半年前の事故経験

 もう大分前のことになる、半年も前だろうか。側面からぶつけられた事故に遭った。左側の車線に車が並んで止まっており、右側の走行車線に入ろうとしていた。当然、全部の車(3台位)は右のウインカーが出ているままだ。そして、右の走行車線を通り抜けようと前の車について走っていたら、突然、左側の待機しているはずの車の前から2台目が突然ハンドルを右に切り右の走行車線に出てきて、私の車の左側面に当たったのである。

 どう考えても、当たってきた車が悪い。そもそも、待機している3台のうち、どうして2台目の車が、突然ハンドルを切り出てくるのか分からないし、走行車線は何台もの車が連なり走っているのに、そのタイミングで右車線に出てくるのか理由も分からない。

 

事故時の責任分担
 こういう場合でも、左から出てきたその車が100%悪いとはならないのだそうだ。私の車が走っていれば、10キロや5キロの低速でも責任の一端はあるのだそうだ。おかしなルールだが、今までの判例で、90:10の比率が一番大きな差の比率なんだそうである。結局、私も掛った費用の10%を払う羽目になった。

 結局、最大限、私にとっては最小限の被害で済んだわけだが、本来ゼロのはずが、結局、3万円だか4万円だか払うことになったのである。

ドラレコと映像(左:前方、右:後方)

ドラレコ装着

 この場合、ドラレコがあろうがなかろうが結論は同じはずだが、やはり、装備しているに越したことはないな、と思いながら半年が過ぎてしまった。

 やっとその気になって、どうせ付けるのなら早い方が良いと思い、昨日付けてもらって来た。何が何だか良く分からないまま付けてもらい帰宅。映像がパソコンで見られるというので、ドラレコからMDだかCDだかを取り出し見てみた。意外ときれいに映るものである。

 しかし、正面からぶつかったの、追突したのというならいざ知らず、側面では映るはずもないが、車が走ってさえいれば、その前の状態、つまり、ぶつかる寸前までの状態は分かるのだろうと思われる。何となく安心した気持ちになるから不思議なものである。

 

老人にとってのパソコンで見る苦労

 大分前に装着していた、同じ地域の友人に、パソコンで見たことあるかどうか尋ねてみたら、見たことないという。意外な答えが返ってきた。つまり、ドラレコの小さな画面で見られるので、敢えて見る必要もないということなのだろう。

 こうしてみると、意外と私は好奇心が旺盛なのかもしれぬと思った。でも、ドラレコの取り扱い書も老人にとって理解するのは難しい。そんなこともあり、老人の大多数は、パソコンで見るなんてことは、面倒なこともあり、案外とやらないのかもしれない。

 

知らない相手と会話を楽しむ若者

 それにしても、年寄りには厳しい世の中になったものだ。今、若者同士でSNSでの交信が流行っているらしい。「休みの日にはどこへ行ったらいいですか?」というような、何を話して上げたらいいのか良く分からない質問があるのだそうだ。聞きたいことの核心に触れず質問してくる例だ。話すことに力点を置いた交信だそうである。

 そういえば、外国人の若者から、「What are you doing」と毎日連絡が入る。これも、話すこと自体に力点を置いた質問だろう。今度、「I'm aliving」と返事してみようかと思っている。