ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

寒い朝

カラオケ火曜

 もう10日前になろうか、カラオケで課題曲「新潟ブルース」を唄った。91点が出た。我々仲間内のカラオケグループでのこと。仲間内では、一応90点が目安になっている。隔週で開催し、2か月くらいで点数を競う場面になる。そして、一つの課題曲が終わると次の課題曲を次の人が決めるというシステムだ。

 6人いる仲間で競う訳だが、小学校の運動会のように、必死でやる訳でもなく、お酒を飲みながら、和気あいあいでやるカラオケであることは言うまでもない。

 

歌う心

 子どもの頃、歌を歌うような子供ではなかった。いつ頃からかなーと考えてみる。中学校に入り、江戸富男先生という美術の先生が担任になった。この先生は、当時の吉永小百合が大好きだったらしい。そして、毎朝、吉永小百合の歌う「寒い朝」をクラスで合唱するようになった。多分これが歌う歌に接する初めての経験だったような気がする。

 きっかけを作ってくれたという点で、当時の江戸先生には感謝である。その後、中学校時代のクラス会も何度か開催されたが、その都度探したらしいが音信不通になっている。今ご健在なら90歳近くにはなっているはずである。

 

思春期、思い出の歌

 数日前、倍賞千恵子がテレビに出てきた。歌番組である。最初は寅さんの主題歌などをやっていたが、その内、「北町の太陽」やら「寒い朝」を唄い出した。思わず口ずさんでしまった。

(いずれもネットから)左中:「寒い朝」の吉永小百合、右:「北町の太陽」倍賞千恵子 

 青春の思い出である。そして年寄りが集まりるカラオケグループ。今月からの課題曲は、「砂漠の子守歌」。「あさみちゆき」の歌で、彼女の昔からのファンでもある。ただ、一般的な熱狂的なファンではなく、言ってみれば隠れファン。

 

般若心境ミュージック

 般若心境ミュージックというのがあるそうである。仏教で有名な「般若心境」にメロディを付けて般若心境を唄うのだそうだ。このお坊さんは、住職の家庭の一人息子で生まれ、子どもの時から般若心境を唱えてから学校へ行くという生活をしていたが、中学生になり思春期になると、そうした親の教育が煩わしくなり、音楽の世界に入りメジャーデビューも果たしたそうだ。そしていつしか僧侶の世界へ舞い戻り、般若心境ミュージックを奏でるようになった。 

(ネットより)

「空(くう)」の教え

 ネット記事に、下記のような文章があった。

薬師寺さんの歌う般若心経には、「空(くう)」という教えがあります。
「世の中の全てのものに実体はなく、悩みや苦しみに意味はない」という考え方です。
 一度自分の心の中をリセットして、そこからまた改めて目の前のことに向き合う、  という精神が、今を生きる私たち現代人にフィットしているのではと薬師寺さんは分析しています。』

 私は、現代に生きる年寄りである。そういう意味では、現代人。自分の心の中を一度リセットし、考え直してみるのも悪くないような気がする。

 まだまだ遅くはない。