ミドさんのブログ

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防災訓練

防災訓練へ出発

  今日は、朝から市の防災訓練があった。駅前に全員が集合し、朝礼を実施して、マイクロバスに乗り込み、地域住民の18人と一緒に会場に向かった。大きな空き地に、色々な設備が設定されていた。

 

防災訓練会場

 各地域の自主防災会のテント、各小学校の子どもたちのテント、そして一般の人たちのテント、そして主催者のテントや災害対策本部のテント、更には、ドローン講習の案内のテント、煙体験用テント、更には、公衆電話のかけ方指導のテントなど、大きい会場にテントがズラリと並ぶ。

 さらには、救護用のテントや倒壊家屋救出訓練用の簡易家屋、消火訓練用の小屋、消火のための水槽などが空き地に並ぶ。 

左:災害対策本部のテント、中:自主防災会のテント、右:参加者で出発前朝礼

防災訓練、公衆電話のかけ方も

 そして、メインの訓練が始まる前に周りでは色々な訓練があった。小学生に土嚢の作り方の説明をしていたコーナーがあり、3年前に訓練をやっていなかった、公衆電話のかけ方の講習があったのには驚いた。そういえば、どこかで公衆電話が使えなくて困ったというニュースを聞いたことがあった。今の子どもたちは公衆電話すら見たことがないのだろう。

左:土嚢の作り方説明 中:公衆電話の使い方説明 右:煙体験用テント

 そして、煙体験テント前では順番待ちの列ができていた。

 

自主防災会参加の訓練

 いよいよメインの訓練の様子を見た。まず、消火訓練である。火を点けられた2個の小屋の前にはバケツリレーの列が出来上がり、水槽からバケツで水をリレーして火点に水をかけるという訓練で、各自主防災会から人選された人たちが参加して行った。また、人命救助訓練では、ケガした人を担架に乗せリレーし、救護テント前でトリアージ判断をしてもらった後に救護テント内に運び込む訓練。

左:倒壊家屋からの救出訓練 中:消火訓練 右:人命救助訓練

消防団員の救助訓練

 メインの訓練として、倒壊家屋からの人命救助の様子を消防団員の皆さんが実演して見せる。チェーンソーを使って屋根に穴をあけ、人を救い出す、ケガしている人は担架に乗せ運び出す訓練の様子を見せる。

 

災害は、忘れた頃でなくてもやってくる

 一通りの訓練が終わり、お決まりの市長を始めとする関係者挨拶である。そして最後に、昼食として用意されたカレーをご馳走になって解散である。

 毎度話されることだが、災害は忘れた頃にやってくると言われる。「忘れた頃でなくてもやってくる」と挨拶をされた関係者もいた。その通りである。市から支給された防災リュックを背負っての参加であるが、防災リュックは我が家では玄関横に常に置いてある。このリュックが活躍しなくてもよい世の中が続くことを望みたい。