ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

英語と日本語、どっちが得意?

市川猿之助、自殺未遂事件

 昨日の午後は、ビックリするニュースが飛び込んできた。市川猿之助の自殺未遂と思われる情報である。美男・美顔が多い歌舞伎界にあって、迫力のある顔立ちをし、悪役をやらせたら、何を考えているか分らないという神秘性を発揮する役者でもある。

 事件の様子も神秘性がある。父親(市川段四郎)と母親が居間で胸まで布団を被せられて並んで倒れており、病院に担ぎ込まれたが死亡したという。また、猿之助さんは、病院に担ぎ込まれたが、警察の事情聴取は受けられない状況らしい。

 

事件の様子・原因

 遺書のようなモノが自宅から発見されたらしいが、3人とも外傷はないことから一酸化中毒などが想定されるが、部屋の環境からしてそうした原因も考えにくい。次に考えられるのが、毒物の摂取だろう。こうした芸能人は、そうしたモノを日頃から準備しておくものなのだろうか。摩訶不思議な事件である。原因は週刊誌報道という噂もある。

 

外国人の健康診断

 今週は、貴重な経験をした。ある方に依頼され、外国人の健康診断に立ち会ったのだ。日本語が分る人が必要というわけである。受付でも、検査部署を回るのでも、会計をするのでも日本語が分った方がよりスムーズに行く。

 月曜日がベトナム人2名、そして木曜日すなわち昨日はネパール人3名だった。ネパールとは、ヒマラヤに登る登山隊が立ち寄る国で有名である。言語はネパール語

インド・中国に挟まれたネパール    ヒマラヤ       ネパール語   

初体験のネパール人

 前にも同様のことをしたことがあるのでおおよそのことは知っていた。ただ、今まではベトナム人だった。そういった意味で、ネパール人に興味があった。海外は15年もいて色々な人種、タイ、インドネシア、インド、パキスタン人も中国人にも会ったが、ネパール人は初めての経験であった。

 

英語は出来ますか?

 病院へ行く道すがら、突然1人が聞いてくる。「英語はできますか?」。勿論、「出来る」と答えたが、その後、英語で話しかけてくることはなかった。こちらの答えが余り自信なさそうに聞こえたのだろうか。

 受付処理を済ませ、検診が始まった。身長体重・血圧などの基礎測定から始まり、尿検査へと進む。そして、心電図、X線検査である。

 

説明難しい、X線検査

 X検査で、検査技師が突然、「通訳の方いますか?」とドアを開けて聞いてきた。「いませんけど・・・」と答えると、ネパール人に「金具が付いているモノは全部とって下さい」と日本語で言うと、意味は通じたらしく、ビックリした顔をされ、困ったような顔をされたらしい。このネパール人は女の子だったのである。もう一人女の子がいたので、その子に日本語で説明し、理解して貰ってから、レントゲン室へ入ってもう一人の子に説明して貰い、何とかなった。

 

昭和時代のX線検査

 その間、この検査技師との話が興味深かった。令和の(女)子は、検査技師と言えども、人前で服を脱がないのだそうだ。しかし、昭和時代は違ったという。X線検査となれば、女性は皆上の服を脱ぎ、胸を露わにしたまま列を作って並んでいたというのだ。

 時代は変われば変わるものだと思った。

 

医師の講評は英語で 

 そして、医師の講評である。今まで、検診時、講評にも立ち会い一緒に医師の言うことを聞いてきたが、聴診器を当てる事が分っていたので、「聴診器の時に外に出てますから」というと、「最初から外にいて貰って良いです、後で講評はお伝えします」というではないか。最初は男の子だったので、医師とこの子との会話も聞いていたが、そんなに達者な英語ではなかった。でも、この男の子は説明が分ったようだった。

 

英語が通じるネパール人

 全てが終わってから、会計迄の間、彼らと日本語、英語交えての会話をしてみた。日本語の教科書のネパール語版を見てびっくり。単語こそネパール語で書いてあるが、説明文は全て英語なのだ。

 それなら、最初から全部英語で説明すれば良かった、と思った瞬間である。良く聞いて見れば、英語教育は日本とどっこいどっこいである。しかし、会話が出来る点が大きく異なる。でも、今の小学生は英語をしゃべるらしい。昔とは違うのだ。

 何のことはない。英語で全て説明していれば、全く何の問題も無かった事になる。