ラジオ体操をする工夫
毎朝ラジオ体操を再開することにしたのは既報の通りである。朝ご飯の準備、朝食、後片付けの時間と調整が難しかったので、それまでやっていたラジオ体操を止めていたが、目眩が起こり、ラジオ体操も役に立つのでは、との思いから、朝ご飯を10、20分早め、朝5時20分くらいから朝の活動開始としたことで、ラジオ体操の時間が取れることになった。
家庭が見える入り口や庭
そのラジオ体操の場所に行く道すがら、小道から家々を覗きながら歩くとそれぞれの家庭が見えてくる。地域の役員をしていた数年前までよく行った家も、今は草ボウボウで玄関までもたどり着けない状況になっている。今まで家にあった乗用車がいつの間にか無くなっている。
いずれも主を亡くした家である。我が家も庭の手入れをする人がいなくなれば、あんな状況になるのかと思いながら「他人の家見て、我が家を見る」である。
速遅(はやおそ)歩行
さてさて、今日は、いつもの「テレビ寺子屋」の話題。講師は、医師で地域医療、ボランテアなどで有名な、鎌田實氏 である。
「速遅歩き」の推奨。右図にあるように、幅広歩行、ピッチ歩行、そしてゆっくり歩行を繰り返して散歩すると良いと言う。交感神経だか副交感神経だかが強化されリラックス出来るのだそうだ。何より注目・傾聴したのは、「歩数ではなく歩き方」という点。
ラストダンス
1日3000歩以上、6000歩以上と言った歩数が幅をきかせる中、「歩き方だ」と主張する同氏には同感したくなる。医師が言うのだから信用に値する。
入院患者の年老いた奥様が、一つだけやり残したことがあるという。それは主人と社交ダンスをすることだという。重病に冒されもう残された人生はないという中、入院していた病院の一室を片付け夫婦のために踊り場を作り、ドレス/燕尾服を身にまとい「ラストダンス」である。
足の筋肉を鍛える
こんなことも出来たのも、「日頃から足の筋肉を鍛えていた」お陰だと鎌田氏は力説する。
「最後まで自分らしく幸せに生きる」。これが自分の命題だと思ってきた。特に、「自分らしく」はポイントである。
歩数でなく、「歩き方」だと言われれば、何となく続きそうな気がする。打ち合わせに行った先での歩き方を工夫する、家の中での歩き方を工夫するなど手法は色々ありそうだ。
らしく生きる
ハチマルゴー(80GO運動)やキューマルゴー(90GO)運動のように、80歳になっても、90歳になっても行きたいところへ行け、食べたいものを食べ、やりたいことをする、そんな人生である。勿論、若い人のように早く、沢山は出来ないことは承知である。
やり残したことがないように、「らしく」生きたいモノだ。