ミドさんのブログ

日頃思いつくことを書いてます

自分の考えを持つ

私、分んない!

 今日のテレビ寺子屋は、ピアノ奏者で子どもにピアノを教えている樹原涼子さん。教えている子ども達のことについて、面白い話をしていた。ピアノを弾き終えた子どもに「今日のピアノどうだった?」と聞くと、「先生が言って下さい、私わかんない」というのだそうだ。つまり自分の演奏がどうだったのか評価できない、自分でこう弾きたいという考えを持っていないのだそうだ。

テレビ寺子屋、「自分の考えを持つ」(樹原涼子先生)

子ども教育

 これは親の教育にも問題がある。何でも「こうしなさい」と、つい指示をしてしまうから、その通りに動かなければ、「どうして言うことが聞けないの!」となってしまう。そういう教育する必要も時と場合によっては必要あるだろうが、「どうしてこうしたの?」と子どもの意思(考え)を聞くことも大事であろう。

 そこで、子ども達が感情を込められる組曲を作り、それをピアノで弾かせたそうだ。その短い組曲をピアノで弾いていた。すると、子どもが変わったそうだ。

 

二度咲き、三度咲き

 それにしても今年の天気は何だろう。もう10月になろうとしているのに、昨日はクーラーをつけた。その暑さのせいか、庭に2本あるムクゲの花が咲き続けている。恐らく2度咲き、3度咲きなのだろう。こんなことで驚いてはいけない。昨日大農家の方と話をしていたら、キュウリを収穫し、そのままにしていたら、また、キュウリが芽を出し、また一面キュウリ畑になったとのこと。取り残したキュウリが腐り、その種から芽を出したということだろう。

二度咲き、三度咲きの ”ムクゲ

環境で変わる植物

 植物は正直だ。気温がある温度に達すれば芽を吹き、花を咲かせる。温度が一定温度以上なら花をいつでも咲かせるのだ。常夏の国でハイビスカスなども入れ替わりで常に咲いているのは、恐らく同じ事情によるモノだろう。

 しかし人間はそうはいかない。

 

経営者に迫る危機

 今朝迄続いた討論番組。物価高なのに給与が追いついていかないのはどうして、という話をしていたが、経営者が能なしという意見や日本の会社員は、給与の安い会社から高い会社への移動をしない、という意見もあった。日本は一生涯同じ企業で働く人が多いが、外国は、給与が安いと思ったら、すぐに高い企業へと流れていくそうだ。従って、従業員を確保しようと思ったら、給与を高くする必要に迫られる。経営者は、どうにかして業績を良くすることに知恵を絞るそうだ。

 

成果主義

 冒頭の話ではないが、「自分の頭で考える」と言うことは、子どもだけの問題じゃない。大人も会社経営者も、従業員も考える必要がありそうだ。物価高の影響で消費者は安い品物により奔走する。「終身雇用制度」が当たり前の時代に育った身としては、「成果主義」は全く別制度のような感覚だったが、今では考えが半々のようだ。

 ただ、何をするにせよ、環境がどんなに変わろうが、二度咲き、三度咲きを繰り返すためには、「自分の頭で考える」ことが基本だ。